「ARIA The ORIGINATION」公式
【未来形ヒーリングアニメーション】
ARIA The ORIGINATION
第5話「その おもいでのクローバーは・・・」
2008/02/05 02:00 テレビ東京 感想です。
キャスト:
水無灯里(役)=葉月絵理乃/藍華・S・グランチェスタ(役)=斎藤千和/
アリス・キャロル(役)=広橋 涼/アリシア・フローレンス(役)=大原さやか/
アリア社長(役)=西村ちなみ/アイ(役)=水橋かおり/
アリシア・フローレンス(役)=大原さやか/晃・E・フェラーリ(役)=皆川純子/
アテナ・グローリィ(役)=川上とも子/
あらすじ:
いつものように合同練習をしていた灯里達。
アテナとアリシアの天から賦与された才能を持った二人を見てから、
なんとなく様子のおかしい藍華。
アリスのオール捌きに、灯里の社交能力を垣間見て、
ますます落ち込んでしまっていた。
そして、晃さんがプリマ昇格したのが三人の中で最後だったと知り、
それでも笑顔でいられる晃の強さを尋ねるのだった。
・・・・・・というおはなし・・・・・・。
レビューっぽい感想:
衣替えの季節。
強く感じる日差しの中、合同練習をしている灯里ちゃん達です。
ゴンドラの漕ぎ手は灯里ちゃん。ゆっくりペースで進みます。
灯里『アイちゃん、ここのところネオ・ベェネツアは日中は汗ばむくらいの陽気です。
そして、そして今日から私達は制服を替えました。そう、衣替えです。』
灯里ちゃんがトラゲットを体験したことを尋ねる藍華ちゃん。
楽しかったという灯里ちゃんに、気合いを入れ直して新たに頑張る宣言の藍華ちゃん。
アリア社長は・・・まぁ社長にまたも「もちもちぽんぽん」をカプリとされてるよ。(笑)
アイ『灯里さん達の夏服。また見たいな。
きっとネオ・ベェネツアの街に新しい風を運んでくれるんだね。』
灯里ちゃんの姿を見つけて、今日から夏服かい?と声をかけてくるお婆ちゃん。
元気良く衣替えのことを話す灯里ちゃんです。けっこう有名人な灯里ちゃんですよ。
遠くを見つめるような藍華ちゃんの姿が、いったい何を見ているのかな?
そんな感じにオープニング。
ネオ・ベェネツアには、バラの花が咲いています。
もしかすると藍華ちゃんはバラを見ていたのかもしれないね。
それとも街の人に声をかけられる灯里ちゃんの方?
街にぼちぼちと環境客の姿も増えているようです。
今度は、アリスちゃんの番。
ゴンドラとほぼ同じ幅しかない船着き場。
真横へ滑るように入り込みます。
アリスちゃんの見事なゴンドラ捌き。
見ていた藍華ちゃんが驚いていますね。
バラの植えられた花壇と三つ葉のクローバー。
サブタイトルにあったクローバーですね。
バラと一緒に写ったから関係があるのかも。
タイトルコールへ・・・。
二人の天才に挟まれて・・・。
アリス「この辺りに、美味しいパン屋さんがオープンしたハズなんですが・・・」
街に上がった灯里ちゃん達は、
新しくオープンしたというパン屋さんを捜しているみたい。
でも、見回しても通りにはそれらしきお店は見当たりません。
藍華ちゃんは、その辺の人に聞いてくると、ヒメ社長を灯里ちゃんに預けるよ。
灯里ちゃんに抱かれたアリア社長。ヒメ社長に急接近できて嬉しそうだ。
ヒメ社長は相変わらず無表情のままだけどね。(笑)
と、通りに聞こえてきたのはアテナさんの素敵な歌声。
その素敵な声にお客さんも街の人も環境客も聞き入っているの。
アテナさんのゴンドラが通り過ぎると、皆も我に返ります。
と、今度は少女が突風に麦わら帽子を飛ばされるの。
水路の方へ飛んで行ってしまうけれど、偶然通りがかったアリシアさんがキャッチ。
優雅なオール捌きで帽子まで移動するよ。もちろんお客さんを不快にはさせない。
そんな急激な移動であっても揺れなんて微塵も感じさせないからなんです。
逆に、お客さんも、通りの人々も格好いいアリシアさんに拍手喝采。
お目当てのパン屋さんを見つけた灯里りちゃん達。
お食事しながら素敵な才能を持ったアテナさんとアリシアさんの話に。
私達にも二人のような能力があったら直ぐにでもプリマになれるのに。
羨ましがる藍華ちゃんたちだけど・・・それは無理とアリスちゃん。
アリシアさんの典雅な挙措も、アテネさんの声も、望んで手に入るモノじゃない。
天から予め才能を賦与された天才という人達だから。
100人に一人、1000人に一人級の才能だと話す灯里とアリス。
天才という言葉に表情を曇らせる藍華ちゃん。
あんな凄い二人といつも一緒にいた晃先輩はどんな気持ちだったろう。
天才に挟まれた普通の人の気持ちを言っているのでしょうけど、
考えたこともないからピント来ない灯里とアリス。
アリス「三人の中で一番しっかりしていて、頑張り屋さんじゃないですか。」
藍華「そっか、そうよね♪」
その場は笑って誤魔化すけれど、灯里とアリスが遠くに見える気がする藍華。
いつも側で見ていた藍華ちゃんからすれば、アキラさんは努力型の天才。
もしかすると灯里とアリスもまた、天性の才能を持ってる側かもしれない。
その頃のアリア社長は・・・テーブルの下で涙してます。(笑)
またも、まぁ社長に「もちもちぽんぽん」を噛まれお食事できず。
まぁ社長もお食事出来ないけど、この後大丈夫かな。
食事の後は、アリスちゃんの番から。
細い路地をスピードを緩めずに通過していくよ。
カーブの度に船底を滑るアリア社長♪
「すご〜い!アリスちゃん」素直に感激する灯里ちゃんの隣で、
アリスを見つめる藍華ちゃんの顔から笑顔が消える・・・。
改めて目の当たりにした恵まれたアリスちゃんの才能。
なんとなく劣等感を感じてしまったのかも・・・。(苦笑)
今度は灯里ちゃんの番です。
灯里ちゃんの姿を見つけて声をかける女性が夏服を褒めるの。
通りから灯里ちゃんの姿を見つけ追いかけてくる女の子。やっぱり夏服の話題。
すれ違う貨物ゴンドラの男性まで声をかけてきて。灯里ちゃんで夏を実感。
みんな灯里ちゃんの夏服を見て季節の変わり目を感じてるの。
もしかして灯里ちゃんは密かに街の人気者というか、これも才能の一つ。
声をかけてくれた一人一人に挨拶を交わしていく灯里ちゃん。
アリス「相変わらず友達作りの天才です。いつもより、でっかい嬉しそうです。」
ブスッとしたアリスちゃん、ちょっとだけ焼き餅。
まあ、この場にはアリスも藍華もいるのに、
なぜか声をかけられるのは灯里だもんね。
てか、藍華ちゃんが暗いんですが・・・。(汗)
灯里「うん。みんなが私の夏服で夏を感じてくれたから。
まるで、私がネオ・ベェネツアの素敵な夏の一部になったような気がしたの」
でました。灯里ちゃんの恥ずかしいセリフ。当然藍華ちゃんの・・・。
藍華「もう!恥ずかしいセリフ禁っ・・・・!?」
あれ?藍華ちゃんの禁止!がとまっちゃいました。
禁止と言おうとした瞬間に一陣の風が吹いたからなんですが・・・。
灯里「うゎぁ〜」
灯里ちゃんを取り巻くように赤いバラの花びらが舞い・・・。
まるでネオ・ベェネツアが灯里ちゃんの味方をしたみたいな。
風が止むと同時に完全に気持ちが沈んでしまう藍華ちゃん。
街の人達と友好関係を築いたり、灯里ちゃんの不思議な感性、
時折起こる灯里ちゃんの不思議現象は一種の才能。(笑)
でも、藍華ちゃんが落ち込んだ一番の原因は、
先ほど吹雪いたバラの花びらかもね。
晃さんの通り名を思い出させるものでもあったから。
アリス「どうしたんですか?今日は突っ込まないんですか?」
藍華「恥ずかしいセリフ禁止」
すっかり声から元気の消えた藍華ちゃん。
でも、顔を見合わす灯里とアリスには分からない。
なぜ藍華ちゃんは落ち込んでいるのだろう。
藍華はアリスが言っていた天から付与された天才の話を思い出していました。
夕暮れ時、合同練習も終了し、灯里ちゃん達と別れる藍華ちゃん。
藍華「そっか、あの二人は気づいていないんだ。
しっかりしていること。頑張ること。
それは、天から与えられた才能じゃないんだけどな。」
天才にも二種類居るんですよね。
ほんとうに目立った努力をしなくても技術をあっという間に取得したり、
普通の人よりも秀でた才能に恵まれた天才肌な人。
日々、目に見えない所で勉強し、努力を積み重ねる人。
積み重ねた技術を才能に変える努力型な天才。
しっかりしているのは、積み重ねた経験からの自信。
どちらも見た目は同じ天才に見えるけれど、どこか違う。
もちろん天才でも頑張らないとダメになるけどね。
努力を積み上げれば・・・。
藍華ちゃんが姫屋の寮へ帰ってくると・・・。
晃さんが大掃除で廊下をを通せんぼ状態にしていました。
もう数日大掃除が続いているらしい。(笑)
で、晃さんに捕まった藍華ちゃんは手伝わされることに。
背後霊のように藍華ちゃんに取り憑いてお強請りするアキラさんが壺。
掃除を手伝っていると、アキラさんのシングル時代のアルバム発見。
その中に、アテネさんがプリマになったときの一枚。
藍華は三人の中で、晃さんが一番最後にプリマになった事実を知る。
晃さんは格好悪いだろうと笑い話にするけど。
辛かったんですよね?苦しかったんですよね?
負けず嫌いだったアキラさんが、悔しくなかったわけないです!
今の藍華には笑い事で済ますことが出来なかったの。
笑っていられる晃さんが理解できない。
当時の晃さんの気持ちを思い浮かべる藍華さん。
もしかすると藍華は今の自分と重ねているのかもしれないね。
誤魔化しは効かない思ったのか本音を話し出す晃さん。
アリシアとアテネ、二人と比べて特別な才能を持っていなかった。
ただ、普通に頑張っただけではプリマにはなれたかった。
だから、あの二人よりも長く時間が掛かった。それだけの事。
当時の気持ちを話す晃さんは辛かったと認めるの。
一人だけシングルに取り残された時は苦しかった。
それなりに落ち込んだりもした。けれど、アリシアもアテナも仲のいい友達。
だから、あれはこれ、それはこれと割り切った。
それでも納得のいかない藍華ちゃん。
どうして晃さんはそんなに強いのか。晃さんを支えている物は何なのか。
藍華は、晃さんのように強くなれない。絶えられないのに。
そう思ったのかも知れない。一度、悪い方へ考えが傾くと止まらないの。
晃「ちょっと、昔話して良いかな。」
晃さんが強く成れた理由。晃さんをこれまで支えていたもの。
あれは、アリシアに続いて、アテネがプリマに昇格した後の話。
友達として割り切る事でアテネさんを祝福し。
真打ちは最後に登場と、二人の前では笑顔を見せていた晃。
けれど、いざ一人になってみると・・・。
いつからだろう。二人の前で笑顔が強張るようになっていたのは。
このまま私一人置いて行かれたらという、拭いきれない創傷感。
あの二人は本当に凄い、私には無い才能を生まれ持っている。
一人で居ればいるほど、悪い方へ悪い方へと考えが落ちていった晃。
ふと目がとまったのは、小さな花壇に生い茂る普通のクローバーたち。
無意識に四つ葉のクローバーを探す晃。しかし見つからない。
いつも考えないようにしていた、私は持たざる者なのか。
見つからない四つ葉は特別な才能を持って生まれた者と同じ。
普通のクローバーは晃と同じ、そう思い知らされるようで・・・。
ない!ない!必至に特別なクローバーを探す晃。
プリマになれる特別な人間と、なれない普通の人間。
ない!ない!晃は特別な人間になりたくて探す。
特別な才能を持たない私は、どうすればいい?
何もかもから逃げだしたくなるほど、自分を蔑んでしまう晃。
気がつくと、目の前に幼い少女の笑顔。どこかで見覚えがありますね。
「お姉ちゃん、四つ葉探してんの?」、「うん」。
青い髪の少女。姫屋のオーナーの娘さん・・・てか藍華ちゃん!
「ないね。こんな小さな花壇じゃ、四つ葉が無いなんて直ぐ分かるでしょ」
幼い藍華ちゃんのストレートな言葉!直球ですね。
「無い物は無いんだからしょうがないよ!」
無い物は・・・無い・・・。
それはハッキリと、自分がプリマになれない普通の人間と言われたようで。
完全に落ち込んでしまった晃さん。目には涙・・・。(汗)
「大丈夫♪無い物は、付け足せばいいんだよ♪」
でも、幼い藍華ちゃんにも伝わって・・・。
何を思ったのか、一本の普通のクローバーを引っこ抜き、
バラの花びらを一つもぎ取ってみせると・・・。
「ほら、可愛い四つ葉のクローバー完成!」
普通のクローバーへ赤い花びらを一枚付け足し、四つ葉のクローバー。
「私はこっちの方が好き♪」
ちょっと変わった四つ葉だけれど、目の前の少女は笑顔で好きだという。
「ほら、この真っ赤なバラの花びらがお姉ちゃんのハートだよ♪
もう大丈夫だね、お姉ちゃん♪」
落ち込んでいた晃に、それは衝撃的な光となって貫いた。
少女は、見知らぬお姉さんを気遣ってくれたのだ。
その時、自分よりもずっと年下の女の子に大切な事を教わった晃。
もし、天より付与された才能を持つことを天才と言うなら、
あの二人が、ライバルが天才ならば、
私は努力に秀でた才能を持てばいい。
秀才になればいい。
こうして、足りない分を努力で付け足し才能へと変えた晃は秀才となった。
晃をずっと支えていた物は、あの時の少女に貰ったクローバーの栞。
そして、晃さんの通り名、クリムゾンローズ(真紅の薔薇)の由来。
晃さんの話を聞き終わった藍華ちゃんは感激の涙ウルウル。
どうやら、幼い頃に晃さんに出会い、アドバイスしたことは忘れてしまったのね。
しかも、今は藍華ちゃんの方があの頃の晃さんと同じに。(笑)
プリマになれる御利益付きという大切な栞。
今の藍華ちゃんには必要とあげることにした晃さん。
ちっちゃな藍華ちゃんは晃さんを救い、
時を経て、こんどは自分自身を救う。
想い出のクローバーは時を経て、明日を目指す者の力になるのでした♪
翌日からの合同練習はすっかり元気になった藍華ちゃんの姿が。
元気になったのは良いけれど、灯里ちゃん達にはさっぱり。(笑)
藍華『才能なんて、誰にも分からない。
でも、他の誰にも負けない物がある。
誰にでも誇れる、世界で一番の人が私にはいるんだ。
それは、このネオ・ベェネツアが生んだ。
奇跡の・・・』
藍華「あぁ!!」
何気に恥ずかしいセリフを自分で言っちゃてることに気づいた藍華ちゃん。
自分で自分に恥ずかしいセリフ禁止!!って半分パニックに。(爆)
灯里「落ち着いて藍華ちゃん」
アリス「でっかい、わかんないです。」
やっぱり灯里ちゃん達には、わけが分からない藍華ちゃんなのでした。
・・・・・・つづく。
どこかで聞いたような・・・。
今回もいいお話でした、いいお話しすぎて感想が出ない。
プリマ昇格が確実に近づいて、終わりへ終わりへと近づく感じだよ。
なんとなく寂しい感じになってくるのでした。なんとなく。
さて、今回の天才と秀才の違いなお話でしたが、
どこかのアニメで似たような話を耳にしたような気がしたり。
それが何だったのかは思い出せないんだけどね。(笑)
天性の天才と経験を積んだ秀才。
どちらも天才と呼ばれたりするけれど微妙に違うというお話。
晃さんが努力を積み重ねて才能に変える秀才になったように、
藍華ちゃんも秀才を目指し増していますが、
一つだけ彼女たちが気づいていないことがあるよね。
アリシアさんちゃアテネさんは天性の天才かもしれない。
けれど、日々の努力の積み重ねで才能を磨いたから今がある。
アリスちゃんと灯里ちゃんのこれまでの頑張りもそうだけど、
日々の努力を疎かにしたら、折角の才能も駄目になってしまう。
結局は、天才も秀才も関係なく、どれだけ頑張るかなんですよね。
藍華ちゃんがそこまで気づいていたら、もっと素敵なれるでしょう。
次回、第6話「その 素敵な課外授業に・・・」。
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