2007年11月12日

しおんの王 第5話「勇気の一手」 感想です。

TVアニメ「しおんの王」公式サイト
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本格将棋サスペンス TVアニメ「しおんの王」
    第5話「勇気の一手」 2007/11/11 03:40 フジテレビ 感想です。

アニメ「しおんの王」とは、
原作かとりまさる作画安藤慈朗による将棋をテーマとした
月刊アフタヌーン連載漫画作品をアニメ化したものです。
原作者のかとりまさるは、元女流棋士林葉直子のペンネームです。

あらすじ:

歩との対局後、倒れてしまった紫音は、羽仁名人に病院へ運ばれる。
新旧女流王冠決勝戦。二階堂沙織と斉藤歩の対局の行方は・・・。

・・・というおはなし・・・・。


紫音ちゃん居ないし。

将棋の事が分からない私からすると、
対局が全面な話は退屈だったりします。
でも、流れとしては楽しめたかなと。

つーわけで、決勝戦の行方はいかに!


しかし、紫音ちゃんってメロンパン好きなんですかね。
甘い物好きで選んだのが全部メロンパンだし。(笑)




れびゅーっぽい感想:

対局後倒れてしまった紫音ちゃん。
歩君が頭に手を置くとすごい熱・・・。

「この状態であの将棋を・・・・」

紫音ちゃんの将棋への熱意に驚く歩君ですが、
それよりも彼女の容態が危険な状態に、「誰か!誰か居ませんか!」
助けを求める歩さんの声にすっ飛んできたのは羽仁名人と久谷さんだけ。

久谷「紫音!・・・・凄い熱だ・・・救急車を!」
 真「俺の車の方が速い!下へ運べ!」

対局中の紫音ちゃんの体の異常を感じていた羽仁名人は、
救急車なんて待ってられないと。そんだけ紫音ちゃんは危険な状態!
協会関係者は誰も来ないんだね・・・。そんなもんか。(苦笑)
沙織さんがすっ飛んでこないのが不思議ですけど。

「後のことは心配しなくていい。」
「・・・はい・・・」

紫音ちゃんのことが心配なんだけど、決勝があるから動けない・・・。辛いね。

紫音「次は 負けません」

ふと、紫音ちゃんの約束を思い出した歩君。

「次・・か。その時まで俺は・・・まだ、ここで・・・」

紫音ちゃんとの約束果たしたい。思えば紫音ちゃんと出会ったのは12歳の時。
あれから1年以上の時が経ち、紫音ちゃんは13歳。歩君は本当は男性である。
よって、体の成長などから女性だと誤魔化せるのは2年が限界と言われていた。
次は、来年なのだ。対局があるとすれば1年後、タイムリミットギリギリ・・・。

紫音ちゃんとの対局に楽しさを見つけてしまった歩君は悩むことに・・・。

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二階堂沙織の嫉妬!

己の今後について悩む歩の前に現れた沙織さん。

「その才能は天からの授かり物だ。大事にしなさい。」

羽仁兄がそんな風に歩さんを褒めたことを思い出していました。

沙織「あんな風に、褒めて貰ったこと・・・・」

拳を強く握りしめて、怒りの形相・・・ってか、嫉妬ですか!
紫音ちゃんの心配よりも、嫉妬が強いと・・・。怖いな沙織さん。
歩さんは黙ってその場から立ち去りますが・・・すれ違いの瞬間、
お互いに敵意というか殺意に近い火花を散らしいますよ。(滝汗)


まって、紫音ちゃんのスケッチブックは誰が回収したの?(謎)
そこには歩君との会話が刻まれているんですけど・・・・。(汗)


紫音ちゃんと将棋の世界。

羽仁名人の車で病院に運ばれた紫音ちゃん。
連絡を受けた医師と看護士が既に待機していました。
重々しい空気の中治療室へ運ばれていくよ。

見た感じ、かなり危険な雰囲気なんですが・・・・。(汗)

幸子「13歳の女の子が体を壊してまで・・・」

意識不明で帰ってきた娘を前に、将棋の世界が理解できない幸子さん。

幸子「将棋とはそこまでしなくてはならないものなのですか?」

協会へ戻る車を運転しながら、真は思い出します。
その目はタダ一点を見つめるように、将棋の世界に投げかけた幸子の言葉を。

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沙織と歩の違い。

沙織「斉藤歩、時より見せるあの目。羽仁兄が時より見せる目と似てる。
    私にはそれがないから、だから、斉藤歩には勝てない。」


根本的に沙織と歩の違うもの。羽仁兄にはあって沙織には無いもの。
それは、男性の将棋のように相手を殺す将棋、攻撃的な将棋を指すこと。

らしいんですが、それって・・・やっぱり・・・。

女性と男性では根本的に将棋のスタイルが違うということなんですね。

男性は攻撃的で荒々しい、いわば男性的なスタイル。
女性は友好的で大人しい、いわば女性的なスタイル。

そして、歩さんはそれを持っているから羽仁兄が褒めたのだと。
沙織さんの自分が無い物を持っていることに対する嫉妬なんだけど。
それが真さんが言ってたように生まれ持ったものならば、
真さんと同じ物を持っていて当然なんだよね。
歩さんの正体は男性なんだから。(汗)

歩君が女流の将棋に物足りなさを感じたり、
勝てて当然だと言ってたのはその為なんだね。

となると、沙織さんが求めようとしている物は男性の将棋。
ある意味、歩さんが女流の中にいるだけで、女流の世界に変革が・・・。
もしも正体がバレた時には大変な騒ぎになってしまうね。

あ、そうなると、紫音ちゃんが歩くんと対向できたのは、
知らず知らずのうちに男性の将棋になっていたわけだ。
新人戦で、歩さん以外に楽勝だった理由がこれなんだね。

職員「二階堂さん、下に食事の準備が出来てま・・・・・」

沙織さんを呼びに来た職員さんが絶句。
女将のように佇む沙織さんは綺麗だけど、ちょびっと怖いですね。
これから、決勝で強敵の歩さんとの対局を控えてるから。


協会へ帰ってきた真さん。まだ考え続けていましたか。

幸子「将棋とはそこまでしなくてはならないものなのですか?」

幸子が投げかけた将棋の世界に、真の答えは・・・・。

 真「将棋とは、勝負とはそういうものです。」
幸子「そうして・・・、あの子はもう・・・十分苦しんだのに。」

冷たい羽仁名人の言葉に、
8年前の事件で紫音ちゃんはあんなに苦しんだのに、
まだ苦しまなきゃいけないのかと、

幸子さんと紫音ちゃんは血は繋がってはいない。
けれど、紫音ちゃんを思う気持ちは本当の母親と変わらない。
こを持つ母親として、娘がこれ以上苦しむ姿を見ていられない。
幸子さんの憤りは当然なのです。

すると、真は自分に降りかかった不幸を話し出します。

「私も、10歳の時に父親を亡くしました。
  弟を庇って、目の前でトラックに。」

それからは、夜の仕事から帰る母を待ちながら、弟と指す将棋が羽仁少年の全てになったと。

「いえ、人生の全てになりました。」

分からないな。だからって、なぜに人生の全てに?それ以外にすることがなかった?
他に進むべき道は見いだせなかったのでしょうか?その理由が知りたいですよ。
世の中には同じような境遇の母子家庭は、羽仁名人以外にも多く存在するのですから。
そう言っちゃうと羽仁名人の不幸に対して失礼ですし、その不幸の度合いも理解できますが。
紫音ちゃんの8年前の事件と比べたら、母親は健在だし、生活は厳しいけどね。
母子家庭だから大変だったのは分かりますが・・・・。ちょっと納得いかない。

確かに羽仁名人の過去は辛く悲しいものでした。でも・・・・。
羽仁名人は10歳の時、それに比べて紫音ちゃんは、もっと幼い頃。
心の形勢が不完全だった頃に、目の前で両親が惨殺。犯人の脅し。両親を失い里親へ。
紫音ちゃんだって、別に将棋の道へ行かなくたって良かったハズなんです。

紫音ちゃんの苦しみは、羽仁名人とは比べられないと思うの。なのに・・・。

 真「将棋だけ、他には何も必要ない。
    お嬢さんはもう、そんな世界に生きているんです。」

幸子「・・・・・・」

これこそ納得できないよ。だからなぜ将棋なんでしょうか。説得力が弱いです。
紫音ちゃんが将棋の道を歩んだのは、結局の所、周囲の環境だと思うし。
両親が殺害された現場に残っていた「王」の駒がキッカケだと思うんです。
安岡夫妻は紫音ちゃんに実の両親のように愛情を注いでいました。
そしてまた、安岡夫妻との親子関係は本物なんだと思っています。
真さんの台詞は、それを全否定しているみたいで嫌な感じです。
紫音ちゃんが将棋が好きなのはわかりますが納得できません。
将棋さえ有れば家族なんていらない。紫音ちゃんは一人で生きていくんだと。
真さんの言葉はそう聞こえるよ・・・そんなのあんまりだよ。

将棋の世界が本当にそういう世界なのだとしたら嫌な世界ですね。
普通の母親ならば、絶対に我が子をいかせようとはしないと思いますよ。
なんて哀れな将棋界なんでしょう。としか感想が出てこないのでした。

幸子さん。絶句している場合じゃないでしょう。
何か言い返して欲しかったと思うところです。


羽仁名人と紫音の将棋の世界。
なんとなくですが、紫音ちゃんに愛情を注がれて育ったことに、
羽仁名人は少しだけ羨ましさがあるのかもね。
彼の人生には愛が欠けていたから。

「苦労の分、強くなると言うが。あの子の周りは愛情に満ちている。
  それが、あの子の将棋を育てのなら・・・・。」


名人が知る上での理論によると、苦労が紫音ちゃんを強くしたと。
でも、愛情に満ちていたので、全てが当て嵌まらないってことかも。

ところで、なんとなく気になる言葉がありましたね。
真さんの理論がこうなら、弟の悟さんはどうだったんでしょうね。
羽仁名人と同じように将棋が全てだったんでしょうか。

思えば、悟って、顎の輪郭とか、頭とか、
何となく8年間の事件の犯人に似ている気がするんですよね。
ファックスの人物も、顎の辺りが、髪が似ている気がするし。
しかも未だに顔上半分が出たことがないし。
犯人は将棋に関わっていた人物だし。

8年前の犯人は悟だったりして。

もしも悟が犯人なら目的は紫音ちゃんを最強の棋士に育てる為。

真と悟は幼い頃に目の前で父を亡くした。
それが苦労に繋がり、強さとなり、兄・真は名人と呼ばれるまでになった。
つまり、紫音ちゃんに苦労を与えようと、目の前で両親を惨殺した。
将棋に関わるように、あえて「王」の駒を現場に残した。
もしかすると、隣の安岡夫妻に引き取られるよう仕向けたの悟。
だだ、誤算として紫音ちゃんが愛情に包まれて育ってしまった。
それは優しい将棋を指すようになり、強さに限界が、だからこそ、
大きな対局があるときを狙い、脅迫状という苦労を与えた。
実は、あのストーカーも、悟が仕向けたものであった。

そもそも、今回の女流王冠戦の主催に悟が関わっていますし。
小林に3人の女流棋士を見せられて、真っ先に紫音の写真を手に取りましたし。
紫音の準決勝を見ていて、口元に笑みが見えていましたから。


それとも、これらはそう思わせるためのフェイクだったりして。(汗)


紫音ちゃんが羽仁名人みたいな、
冷たい感じの大人にだけはなって欲しくないですね。
可愛い笑顔が見られなくちゃうもの。
幸子さんにはもっと頑張って貰わないとね。
紫音ちゃんの笑顔を護る為。


沙織と将棋の世界。

協会入り口で真さんを待ち伏せしていた沙織さん。

沙織「私は!私は斉藤さんよりも劣っていますか?」

いきなりこんな事を聞かれてどうしろって言うんだろうね。
気持ちは分かるけど、ハッキリと劣っていると言われたらとか・・・。
そもそも、沙織さんの悩みは、能力の問題では無いと思うから。

それとも、真さんから励ましの言葉が欲しかったのかな。
彼は、そういう事を対局前に易々と口にする人では無いよね。

やっぱり、無視しようとする羽仁名人ですが・・・。
苦労が強さに変わると信じている人ですから。

「俺に褒められればそれで満足か?棋士なら勝つことだけを考えろ。」

やっぱりこう言われちゃいましたね。(苦笑)

図星を突かれて、しょうしょうショックな沙織さん。するとこんなアドバイスを。

 真「斉藤歩を怒らせるだけの勇気を持つんだな。」
沙織「怒らせる・・・勇気」

これはこれで真さんなりの優しさなんでしょうね。
たぶん、相手を本気にさせるか、ペースを乱す程の将棋を指せと言ってるんだと。
女流棋士としての沙織の壁をぶち破るくらいな勇気を持てと。
沙織さんが羽仁兄と慕うだけの理由がここにあるのかも。

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女流新旧王冠戦 決勝 二階堂沙織 VS 斉藤歩。

振り駒の結果、先番は沙織さんに決定です。
特別対局室には、早くも緊張が走ります。

「お嬢様に負けるわけにはいかない。」

歩さんにとっては、何不自由のないように見える沙織に負けるなんて、
己の棋士としてプライドから許されないことなんでしょうね。

沙織「怒らせる・・・将棋で・・・」

怒らせるということが、どういうことなのか、
どのように将棋を指せば歩を怒らせられるのか、
まだ方法を見いだせていないみたいです。

立会人「準決勝までとは空気が違う。
    こんなに緊張している二階堂さんは初めて、いや、緊張じゃない」

初手に10分以上の時間を費やしている二階堂さんに、
モニター越しの吉田さんたちは、いつもと違う雰囲気の二階堂さんに、
不思議がっています。いつもなら迷わず2−6歩でいくと。

ついに動いた沙織さんの先手は5−8飛
いつもの違う彼女の将棋に不思議がる吉田さんたち。
この手は、歩さんが紫音ちゃんに使った手と同じらしい。

小林「いや〜おもしろいなぁ。
   これって、午前の対局で斉藤さんが奇襲で使った手ですよね。
   それを紫音さんに続いて二階堂さんまで真似をした。
   てことは、これを斉藤さんが真似をするのかな。」

  真「それはない。斉藤歩の性格なら、むしろ逆に」

小林の単純な真似将棋との予想をあっさり否定する羽仁名人。
羽仁名人の言ったとおり、歩さんは8−4歩といつもの違う指方に。

沙織「私の手を見て怒ったから?」

どうやら、紫音ちゃんの手を真似てきたことに怒りを覚えた歩さん。
怒りに我を忘れて自分の将棋を乱してしまったみたいです。
このまま初番を有利に進めていけば・・・と沙織さん。

沙織「こんな風に気配を感じて指したことあったかしら。」

これまでと違う雰囲気であることに気づいた沙織さん。
ずっと盤だけを見て、恥ずかしくない将棋をすることしか考えてなかったと。
けれど、今は相手の事を見ながら将棋を指していると。
きっとこれまでは女流棋士としての仕来りにばかり拘って、
上品に美しく指すことが良いことだと思っていた。
けれど、それは相手を見ていない将棋だったと。
そんな相手の目を見据えて指す将棋が楽しいと感じる沙織さん。

そしてまた。

羽仁兄や歩さんの目の奥にあるものが怒りで、
それが理解できないばかりに恐れていたと。

全てが恵まれていただけに、知ることが出来なかった沙織とは違う世界。

でも・・・・。

沙織「本当に将棋が好きならこんな将棋は指さない。」

まだ沙織さんには歩さんの指す将棋が理解できないの。
彼女が自分で理解していた通り、全てが恵まれているお嬢様だから。
賞金が目当てで勝負をする必死な歩さんの気持ちまでは。

「確かにこんな大会の賞金なんてあんたにはどうでもいいだろうな。
  俺にはどうしても必要な金なんだ。コイツにだけは負けたくない。
   これに勝てば百万円!」


歩さんの将棋は、楽しむ為の将棋ではない。
ましちゃた、好きだから指しているわけでもない。
手っ取り早く大金を手に入れる為の手段に過ぎない。

とはいえ、賞金100万円程度なら、こんな面倒な世界じゃなくっても。
そのルックスでホストをやった方が、手っ取り早く儲かるんじゃないの?
なんて思っちゃったら物語が破綻なんですよね。(笑)

沙織「お金?あなたは本当に、そんな物のために将棋を指しているの?」

ある意味これこそ、お嬢様な沙織さんには理解できない事ですね。
というか、いつのまにか目で会話してますかこの2人は。(爆)

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気がつくと、賞金目当ての歩さんの将棋で流れは、歩有利へ。
お互いに指し慣れない将棋を指している分。
攻撃的な将棋を指す歩さんの方が有利みたいです。

沙織さんもそれは承知の上みたいで、自分が不利なのに気づいてます。
証拠に歩さんの表情も余裕を見せていますから。
でも、差し慣れないと言う条件は一緒。相手の隙を探す沙織さんです。

そして見つけた7−2歩

沙織さんの一手は、歩さんが読み落としていた一手でした。

「こいつ・・・強い。」


続いて沙織さんの一手は6−1角

「やっと勇気を見せやがったな。」

これまでの沙織さんとは違い、攻撃的な将棋。
驚く吉田さんをよそに、羽仁名人は笑みを見せます。
流れは完全に沙織さんのものに。でも・・・・。

「勝負はまだだ。
  ここで時間を使わせれば、終盤力は俺の方が上。
  ねじ伏せてみせる。」


歩さんも諦めてはいません。賞金がかかってますからね。
というか、心の声が歩君に戻ってますよ。(笑)

チャンスを伺う歩さんの一手、4−2飛
もっと攻撃をしないと沙織さんも負けずに反撃。
2人の攻防の中で出した沙織さんの5−5歩を甘いという歩さん。
所詮は、お嬢様の将棋だと見下しますよ。

「やっぱりお嬢様の将棋だな。
  手堅くついたつもりだろうが、この局面で指す手じゃないぜ。」


ぶっちゃけ、将棋の知識のない私には、そうなんだぁ。
くらいにしか分からないんですけどね。(滝汗)
あんまり対局が続くと飽きてしまうかもしれない。(笑)

吉田「この一手はぬるくないか?」

モニター越しに見ている全員が同じようなことを言っているよ。

「さあ、この一手で迷え」

すっかり沙織を見下した歩の一手。4−4銀
モニター越しの皆も、羽仁名人以外は息を飲んでいます。
羽仁名人には何が見えているんでしょうね。

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 沙織「残り何分ですか?」
立会人「残り20分です。残り10分になったら教えてください。」

歩さんの作戦は、これで沙織さんの待ち時間を消費させるつもりなのね。
過去の説明によると、勝敗は時間と集中力だそうだから。

「こっちの思惑通りだ。どんどん時間を使え。」

持ち時間を使い果たせば、あとは一手1分。その分焦り一手が狂う。

立会人「二階堂さん残り10分です。」

これに勝ったも同然だというような表情の歩さん。
しかし、これこそ沙織さんの作戦でした。(たぶん)

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沙織「必勝を逃すと決めつけている。私を馬鹿にした一手。
    だから
今こそ私の勇気を!!

沙織の一手は、4−1金。一歩も引かない勇気の一手。

  真「小林さん、今日のトーナメントは面白いといいましたね。」
小林「はい。」
  真「だが、それは間違いだ。斉藤歩。それに安岡紫音を見ただろ。
    女流が面白くなるのはこれからだ。」

なるほど、確かに紫音ちゃんの将棋は、いつのまに優しい将棋から、
激しい将棋に変わっていたけれど、歩さんもそうなるわけだね。
その2人の新人は、これまで型にはまった女流を変えるだろうと。
でも、真さん。なぜにそこへ沙織さんが含まれてないのですか?(笑)
あ、そっか。沙織さんは一応・・・新人さんじゃないもんね。

 歩「舐めてた。完全にやられた・・・・」
沙織「なんだろう。この充実感。」

歩さんは沙織さんを舐めていたが故に、賞金の為だけに将棋を指した為に負け、
沙織さんは本当の自分の将棋を見つけ、勝つことの喜びを知ったのですね。
金の為ではなく好きだから自分の為に将棋を指すからこそ勝ったということかな。

 歩「・・・負け・・ました・・・」
沙織「ああっ・・・勝つって・・・気持ちいいのね」

あらら、沙織さんが新たな快感に目覚めちゃったよ。(爆)

もしも歩君が準決勝で紫音ちゃんと戦ったように将棋を楽しんで指せば、
相手の挑発に乗ることもなく、勝敗は変わっていたかもしれませんね。
ある意味、相手を楽しませる将棋を指す紫音ちゃんは凄いのかも。



嵩む母の入院費凍てつく心。

長篠病院では、歩君(男性モード)が受付で支払いを延ばして貰っていました。
「来月にはきっと」今月は15万円。一部払って来月は併せていくらだろう・・・。(泣)
今回は完全に賞金を当てにしていたんでしょうね。きっついなぁ。

カメラワークが動くと、病院の売店に紫音ちゃんの姿が。
歩君のお母さんの病院と同じだったんですね。

おばちゃん。「あら?メロンパンばかりよ。いいの?」

紫音ちゃんが注文したのは・・・、
メロンパンチョコメロンパン小倉メロンパン
全部メロンパンです〜。(笑)

嬉しそうに頷く紫音ちゃんが可愛いですね。

幸子「紫音・・・。駄目じゃないの、甘い物ばかり!」

お母さんに見つかってシュンとする紫音ちゃん。

紫音「先生が 栄養 つけなさいって・・・」

スケッチブックちゃんと回収されてたんだ。
シュンとしたまま反論がいいね。少しずつですが漢字が増えてたり。
「・・・」を付けていたりと表現が豊かになってきていい感じです。

幸子「だったら母さんがブロッコリーでも茹でてあげるわよ。」

すると「え〜ブロッコリーイヤぁ〜。(T_T)」てな感じの紫音ちゃん。
態度と効果音が壺です。具合は大分良くなったみたいですね。

幸子「すいません、メロンパンは一つで結構です。」

紫音ちゃんの野望潰える。(笑)でも、一つだけ買って貰えて良かったね。


あ、紫音ちゃんが受付の歩君に気づいたよ。

紫音『歩君』

本日初めての紫音ちゃんの声!心の声だけど。聞けるとなんか嬉しい。
歩君と接触するかと思ったけど、気づいただけで声はかけませんでした。
それでも、何らかの接点になりそうな気がしますね。

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重い足取りで病院を後にする君は神園九段とのやりとりを思い出します。

神園九段「言ったはずだ。金の為に指せと。お前、対局を楽しんだな。」

神園から言わせると、楽しんで指したから負けたということなのね。
あれはそうには見えなかったけどね。歩君を乱暴に突き飛ばす神園。
歩(女性モード)に封筒を叩き付ける神園。零れた札束(万札)が太股の上に・・・。
詳細を知らない人がいきなり見たら、あらぬ誤解をしそうな構図です。(爆)

神園九段「こんな端金。お前の好きに使うがいい。
       その金が、今のお前の実力だ。」

    歩「俺は・・どうすれば・・」
神園九段「強くなれ、命がけでな。それ以外、お前に何が出来る。」

これからは、歩は自分を殺して将棋を指さなければいけないみたい。
溜め息をつく歩君は、このままでは心が続きそうにありませんね。

というか、もうこうなったら、将棋以外の道がいいんじゃないの。
まあ、さっきの書いたけど、それを言ったら破綻なんだけど。(爆)


紫音ちゃんの病室。安岡夫妻も一緒です。

幸子「先生に言われたんだから、全部食べないとね。」

嫌そうにブロッコリーを囓る紫音ちゃん。
先生の話を持ち出したら、物凄い勢いで食べる紫音ちゃん。(笑)
機械的な効果音が動きと合わなくて妙にコミカルですね。

信次「退院したら三人で旅行に行かないか?
    お父さんも来週いっぱいは対局がないだろ。」


紫音ちゃんの動きと効果音が止まった。(笑)

紫音「どこへ 行くの?」
信次「戸津川温泉だ。」
紫音「香太郎 お兄ちゃん の・・・」
信次「お前の静養と、あいつの墓参りを兼ねてな」

一枚の写真には、見守る安岡夫妻。
そして紫音ちゃんと将棋を指す男性の姿が。これが香太郎さんなのかな。
ともかく、暫く将棋から離れて旅行が決定です。

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その頃。沙織さんは面倒なことになってました。
「羽仁名人熱愛」第3話で小林がカメラマンとしかけていた小細工ですね。
一大スキャンダルとなってゴシップ記事飾っていたようで・・・・。(苦笑)
ま、スポーツ新聞だし、適当に受け流せば・・・・。

沙織「だから!こんなの全部嘘なんですよ!
    こんなデタラメ載せて!なんで協会として正式に抗議して頂けないんですか!」

吉田「二階堂さんの気持ちは分かりますけど、
    スポーツ記事のゴシップ記事ですから・・・」

沙織「私だけの問題ではありません!
    羽仁兄!っ名人だってきっと迷惑しているはずです!」

出来ない人がここにいたり・・・。(汗)
沙織さんの激昂にタジタジの吉田さん。でも、吉田さんの言い分は正しいと思う。
一々ゴシップに反論してたら、向こうの思うつぼだと思うよ。
記事が真実だからこそ、抗議してきたんだと余計に書き立てるに違いありません。

「別に迷惑じゃないけどな。良く撮れてるじゃないか。
  女流が注目されることはいいことじゃないのか?」


あらら、真さんは・・・・でも、注目のされかたにもよるけどね。
時々真さんって本気とも嘘ともとれるブラックジョークを言い放ちますからね。(汗)

沙織「将棋で注目されたわけじゃありませんから。それが、悔しいんです。」
 真「ふん?」

ジーッと見つめる真さん。これは沙織さんの反応で遊んでますね。(笑)

沙織「そ、それに、よ、よりによって、羽仁名人が!私なんかと、ね、ね、熱愛なんて!」
  歩「いいんじゃないの?お似合いだと思うけど」
沙織「さ、さっ、斉藤さん!」

ゴシップ記事を読みながら現れた歩君にパニック沙織さんが壺。

で、なぜ、ここに沙織さんと歩さんがと思ったら、
部屋には研究日とプレートが。名人による研究会ですか。
いつも参加している沙織さんはともかくとして、歩君が参加するのは珍しいみたいです。
沙織に負けたのが悔しかったのかという羽仁名人に、即答でした。
神園九段の言葉通りに強くなることを選んだみたいですね。
隣で歩さんが気になってオドオドと落ち着かない沙織さんが壺です。

練習とはいえ、名人と出来ることにワクワク嬉しそうな歩さん。
やはり神園九段の助言のように金の為の将棋は無理そうですね。
簡単に昇級できると思っていた女流の世界。思惑は外れだし。
こんなまどろっこしいことをする羽目になるんだったら、
初めから男性として入会していればよかったかもね。

名人と二面将棋で練習している沙織と歩の前へ、見学に来た小林が現れました。
いきなり2人に睨まれております。(笑)
女流王冠戦を見てから興味を持ったと言っていますが・・・・。怪しいものですね。

小林の質問。
2人同時に相手をするのは簡単なのか?と。
すると吉田さんは、とんでもないと。
沙織さんと歩さんの実力からして、
こんな事が出来るのは羽仁名人だけだと。
そっか、羽仁名人って凄かったんだ。(笑)

改めに歩さんは羽仁名人が強いことを痛感していました。
中盤まではなんとか指せていたように見えた歩さんの将棋が、
たった一手で終盤までの構想が全部吹っ飛んだらしい。

あっという間に負けちゃいました。さすが羽仁名人って感じでしょうか。

「今の君に必要なのは、もっと自分の将棋。自分のことを知ることだ。」

神園九段の助言とは正反対の助言ですね。
さて、この助言がどのように歩さんに影響を与えますかね。
そして、礼をし帰ろうとした歩君ですが・・・

「いつかまた、指せるといいな。男も。」

ばれてる?紫音ちゃんの体調すら読みとる人ですからね。
彼の正体なんて、とっくに読みとっているのかも。
でも、ここじゃ他の人もいるしマズイ・・・・と思ったら、

「男も、女も、プロも、アマも関係ない。
  一番強い奴を決める、それが本当の将棋だろ。」


そう来ましたから、話題転化で慌てる吉田さん。

吉田「名人自ら仕来りを破るようなことをおっしゃるなんて。」

仕来りを重んじるこの世界で、大変な発言みたいです。
特に名人の口からとなると・・・・。
でも、これで歩さんの正体が知られたかは不明なの。

さっそく小林が食いついてきましたね。
そう言うお話なら喜んで協力すると。キモイ顔。
羽仁名人としばし睨み合いです。

その日。小林から一人の男のに一本の電話が。
これから忙しくなるよ小林さんって。悪巧みです。

悟?「こちらの思惑と重なってきたな。」

夕焼けの後ろ姿、シルエットだけ顔が見えない・・・・全てはこの男の思惑か・・・・。


つづく・・・。


さすがに二回連続で対局を見せられると飽きるかも。
将棋のことがあまり分からないからかもしれないけど、
詳しい人からすると対局の話はどうなんだろうね。
きっと、もっと対局に力を入れた方がいいと思うのかな。

私は、対局よりもドラマが多い方がいいかな。

この作品は、将棋界が哀れで嫌になりそうな世界に描かれていますが、
人の心理描写は丁寧で、人と人の繋がりも綺麗に描かれていると思います。
それが面白味を生み出して、次も見たいなと思わせてくれるんです。
話も、進めば進むほど味わい深い物になってるしね。


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DVD しおんの王 一 DVD しおんの王 一
発売日: 2008/01/25
青山テルマ〜「My dear friend」〜アニメ「しおんの王」エンディングテーマ 青山テルマ〜「My dear friend」〜
アニメ「しおんの王」エンディングテーマ

発売日: 2007/12/05
RIZE〜「LADY LOVE」〜アニメ「しおんの王」オープニングテーマ RIZE〜「LADY LOVE」〜
アニメ「しおんの王」オープニングテーマ

発売日: 2007/10/10

アフタヌーンKC 「しおんの王」
安藤 慈朗 /かとり まさる
しおんの王 5
しおんの王  5  アフタヌーンKC
発行年月 : 2007.5
しおんの王 6
しおんの王  6  アフタヌーンKC
発行年月 : 2007.1
しおんの王 3
しおんの王  3  アフタヌーンKC
発行年月 : 2006.1
しおんの王 4
しおんの王  4  アフタヌーンKC
発行年月 : 2006.7
しおんの王 1
しおんの王  1  アフタヌーンKC
発行年月 : 2004.10
しおんの王 2
しおんの王  2  アフタヌーンKC
発行年月 : 2005.5



posted by しおん at 22:59| ☔| Comment(0) | TrackBack(6) | しおんの王 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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しおんの王#5「勇気の一手」感想
Excerpt: 女流王冠戦はついに歩と沙織の決勝を迎える。それぞれが秀でているところ、足りないところ。それを自覚しながら勝負は始まる!「勇気の一手」あらすじは公式からです。歩との対局の後、倒れた紫音は病院に運ばれた。..
Weblog: おぼろ二次元日記
Tracked: 2007-11-13 00:31

【アニメ感想】しおんの王第5話「勇気の一手」
Excerpt: 第5話「勇気の一手」  歩との対局の後、倒れた紫音は病院に運ばれた。無理をしても将棋を指す紫音の身を案じる母・幸子に羽仁は、紫音は既に将棋の世界にいると告げる。紫音との...
Weblog: オタクログ
Tracked: 2007-11-13 01:04

しおんの王 #5
Excerpt: 歩との対局後に倒れてしまった紫音。紫音はすぐに羽仁名人の車で病院へ運ばれました。しかし、紫音がそんな状態になったのとは関係なく、歩と沙織の対局が開始されるのでした。歩が敬...
Weblog: 日々の記録 on fc2
Tracked: 2007-11-13 05:21

「しおんの王」第5話
Excerpt: 第5話「勇気の一手」兄のように慕う羽仁名人が、歩を高く評価したことに対し、二階堂はいらだちを隠せずにいた。そんな彼女に羽仁は、「歩を怒らせる勇気を持て」とアドバイスをする・・・。将棋だけ・・・他には何..
Weblog: 日々“是”精進!
Tracked: 2007-11-13 05:32

しおんの王 第5話 「勇気の一手」 (アニメ感想)
Excerpt: DVD しおんの王 一 (仮) (1/25 発売予定) これに勝ったら100万円。 というわけでガッツいている歩。しかしながら母親の病気の治療費を稼がなければならないのでしかたない..
Weblog: 荒れ地に棲む者へ
Tracked: 2007-11-13 19:33

しおんの王 第5話
Excerpt: [対局が終わるや熱を出して倒れた紫音。すぐに病院へと運ばれたが、その後、協会では歩と沙織の決勝戦が戦われようとしていた。歩の才能を褒める羽仁名人の言葉に嫉妬した沙織は「私は斎藤さんより劣っていますか」..
Weblog: ルナティック・ムーン
Tracked: 2007-11-29 15:19


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